おやつは第4の食事!むし歯になりにくいおやつの選び方
こんにちは。
浦安の歯医者「MOMO DENTAL CLINIC」です。
お子さまは、どのようなおやつがお好きですか?
砂糖を多く含んだ飴やガムなどのおやつばかりを食べていると、むし歯になるリスクが高いため注意が必要です。
けれども、お子さまにとって、おやつは食事と違う「特別な時間」であり、疲れたときなどは「甘いもの」が欲しくなることもありますよね。
おやつは食べてはいけないものではなく、成長期のお子さまに必要なものですので、むし歯になりにくいものを選びましょう。
ここでは、成長期のお子さまにおすすめのおやつについてお話しします。
子どもに食べさせたいおやつの選び方
おやつの選び方のポイントは、
・むし歯になりにくい
・食事で不足しがちな栄養を補給できる
の2点です。
むし歯になりにくいおやつとは
むし歯は、
・糖
・むし歯菌
・酸に溶かされやすい歯質
の3つが揃ったときに発生します。
そのため、
・砂糖を多く使っていない「自然な甘さ」のもの
・むし歯菌を洗い流す「唾液の分泌を促す」もの
・強い歯を作る「カルシウムを多く含む」もの
をおやつに選びましょう。
具体的には、
・くだもの
・サツマイモなどのイモ類
・せんべいや小魚などの噛み応えのあるもの
・牛乳やチーズなどの乳製品
などがおすすめです。
おやつは栄養素を補う食事
子どもは成長に応じて、多くの栄養素やカロリーを必要とします。
しかし、子どもは大人より胃が小さいため、一度にたくさんの量を食べることができません。
そこで、3回の食事で不足しがちな栄養素やカロリーを補うためにおやつを食べさせます。
成長期のお子さまで不足しがちなのが、
・カルシウム
・タンパク質
です。
特に、カルシウムはほとんどの年代で不足している栄養素です。
乳製品やナッツ類を常備しておけば、お腹がすいたときにすぐに食べることができておすすめです。
一歳の赤ちゃんと、活動量が増える七歳の子どもでは必要なカロリーは変わってきますので、おやつの内容も変えていきましょう。
参考:厚生労働省「平成12年 国民栄養調査結果の概要」第3部 栄養素等摂取状況について >
食べ方にも注意しましょう
食べものがお口の中に入ると、むし歯菌が糖を分解して作り出した酸によって、歯の表面のエナメル質が溶かされる「脱灰」が起こります。
食後しばらくすると、唾液の働きで、酸が中和されて、溶け出したものが修復される「再石灰化」が起きて、健康な状態に戻ります。
食事やおやつの時間を決めずに食べ続けていたり、ちょこちょこと頻繁に食べていたりしていると、「脱灰」の時間が長くなり、むし歯になりやすいので、一日の中で、食べる時間と量を予め決めておくことが大切です。
また、「食べたら磨く」を徹底し、お口の中にむし歯の原因を残さないようにしましょう。
お子さまのむし歯予防は「MOMO DENTAL CLINIC」にご相談ください
乳歯はむし歯になりやすく、一度むし歯になると、あっという間に進行します。
乳歯がむし歯になると、永久歯もむし歯になりやすくなり、永久歯の歯並びにも影響を及ぼしますので、小さなころから、むし歯を予防する習慣を身に付けて、「むし歯にさせない」ことが大切です。
東西線「浦安駅」徒歩3分の「MOMO DENTAL CLINIC」は、平日は20時・土曜は19時半・日曜は13時まで診療しています(2024年3月現在)。
保護者の方のお仕事や、お子さまの習い事など、ご予定に合わせてお越しください。